先輩からの一言(2009)

卒業生メッセージ


「最先端の技術を身につけたい」と学んだナノ物質工学学科で、学べば学ぶほど、ナノテクノロジーの応用範囲の広さを実感しました。この会社に決めたのは、多くの分野で使われている発砲プラスチックに携わることで、いろいろな体験ができると思ったからです。現在は、お得意先の要望や質問に答えられるよう、自社製品についての理解を深めているところ。いままで知らなかった成型方法や物性特性を学ぶことができ、新鮮な毎日です。今後はさらにナノテクノロジーの重要性が増し、多様な取り組みが出来ると思うので、とても楽しみです。



中国各地に輸出している機械の設計担当者として、先輩とともに機械図面を書いたり、中国での打ち合わせに行ったりしています。大学では、工学系科目だけでなく、目上の人々との付き合い方も学び、たいへん役にたっています。就職活動で悩んでいたとき、いろいろな先生方に相談にのってもらい「後悔しないように」と励まされたことが力になりました。その激励の言葉を胸に、早く一人前になれるよう、努力しています。在学中は講習会に参加し、念願の第2級陸上特殊無線技士や第3級海上特殊無線技士の資格を取ったことも忘れられません。



大学時代は、資格取得に向けて、研究室で先生とお互いに調べてきたことを話し合うという実り多い時間を過ごし、おかげで基本情報技術者の国家資格がとれました。卒業研究は、優秀論文という評価を頂いただけでなく、まとめる過程で問題提起から解決に至る考えかたも学び、たいへん役立っています。また文芸部の活動ですばらしい仲間を得ることもできました。現在は、概要設計をもとにした詳細設計を行い、実際にプログラミングに携わっています。努力を積み重ねて。将来は周囲から信頼されるエンジニアになりたいです。

臨床工学科


仕事を通して多くの人たちを元気にしたいという夢を持ち、臨床工学技士になりたくて、臨床工学科を選びました。「医学概論」は現代の医療の在り方を考えさせられ、毎時間、興味深い内容です。「臨床工学概論?」は、将来めざしている世界についていろいろ知ることができるので、学びがいがあります。授業は難しさを感じるときも多いけれど、実験など仲間と協力し合いながら取り組む楽しさも実感しています。



医療現場で必要とされる職業につきたくて、臨床工学科を選びました。「臨床工学概論?」は、現場経験のある先生の話がおもしろく、回を重ねるごとに興味深い内容になります。また「解剖学?」や「生理学?」は、将来の目的を再認識できる授業。自然とモチベーションも上がります。模擬手術室では医療機器のしくみをはじめ細かい部分までも確認できるなど設備面でも充実しているので、とことん学んでいます。



卒業後は、医療機関で経験を積んだ後、青年海外協力隊として活動したいと考えています。「臨床工学概論」では、先生が病院勤務の経験についても話してくださるので、どんどん夢が膨らんでいきます。四国の大学で唯一の臨床工学科で、高校時代の内容も基礎から学べるので、着実に力をつけることができます。資格試験のための対策授業もあり、自分を磨く数々の機会を利用したいと思っています。



臨床工学技士は、医療機器の操作や保守管理の専門家として現代医療に不可欠な存在。命の大切さを実感でき、需要も多く就職でも有利になると思い、志望しています。本学科の先生方はとても熱心で、勉強会の開催や授業時間外の指導にも積極的。病院見学や解剖見学の実習が多いほか、実際の機器で構造や使い方を学ぶ授業もあり、夢を膨らませながら勉強を続けています。

ナノ物質工学科


ナノファイバーが使われている人工臓器に興味があり、将来は医療関係の仕事につくことが目標です。「プロジェクトラボB」では、さまざまな実験器具や装置を扱えるおもしろさを感じています。また「高分子化学」は、高分子材料の構造や性質が、わかりやすい説明でスムーズに理解できます。最先端の技術のほかにも、コンピュータのプログラミング演習など幅広い分野を学べるのもナノ物質工学科の良いところです。



入学した当初、卒業後の進路については、はっきりした希望を持っていませんでした。しかし、数々の授業を受けるうちに化学への興味が深まり、化学関連の企業で働きたいと思うようになりました。目標が定まると、すべきことも見えてきて、多くの分析機器を扱う実習には積極的に参加。また、工場見学も見聞を広めるうえで役立ちました。今後は危険物取扱責任者の資格も取得し、4年間の学びをいかして働くつもりです。



充実した設備に魅力を感じ、本学への進学を志望しました。ハード面だけでなく、実際に授業を受けてみると、個性豊かですばらしい先生が多くおられるのを実感します。今気に入っているのは「化学計測実験B」で、一つの試料に対してどのような測定方法があるのかが理解でき、自分で試料を作製したことも良い経験でした。ナノテクノロジーに興味があり、将来は新素材やその利用法を発見したいと思っています。



授業では、主に、微細加工などの先端技術の習得に取り組んできました。幸い、メーカーへの就職が決まり、人に喜ばれるものをつくって社会に貢献したいという夢が叶えられそうです。大学は、自分でやりたいことを探して、自ら学ぶところ。みなさんにも、ぜひ進むべき道を見つけて行動を起こしてほしいと思います。本学なら進路をバックアップしてくれる体制は万全です。



ナノ物質工学科では環境に関する国家資格である「公害防止管理者」の取得にも力を入れています。この資格を取得した卒業生は、栗田工業、東洋技研など環境系の企業へ就職しています。池田さんはこの資格を持っていることも追い風となり、早い時期での就職の内定を得ました。資格の取得のためには、該当する講義を受講することが、自分で勉強する際のポイントにつながり、非常に有効です。

機械創造工学科


高校の物理や数学の基礎をしっかり身につけたうえで専門分野を学ぶので、どの講義もわかりやすく思えます。実験や実習も楽しく、今は充実した毎日。「機械電子工学実験A」では、3次元CADを用いて立体的に部品を製図しています。また、「材料力学?」では、力を加えたときの物体のさまざまな変化を求めることを学び、非常に興味深い内容でした。将来は、企業で研究・開発に携わる仕事につきたいと考えています。



エンジンに興味を持っていたので、株式会社マキタを受け、技術職として内定をいただきました。進路を決める授業となったのは、図学。高校時代よりも深く、しっかりと学べたことから将来の道が見えてきました。また、体験教育支援センターで、スターリングエンジンキットの製作にリーダーとして取り組んできた経験も後押しになりました。4年間で身につけた知識をいかし、今後は設計・開発の仕事に励みます。



高校の機械科で学んだ知識を、さらに深めたいと思って本学科に進学。「機械製図」の授業では、将来の仕事に必要な図面の読み方やCADの使い方を学ぶことができ、役に立っています。ほかにも、実際に実験装置に触れられる「機械電子工学実験」や、プログラムを作ってロボットを動かす「計算機工学」など、興味深い授業がたくさんあり、毎日がとても充実しています。



ものづくりが好きで、生活に密着した製品を作る企業を選びました。責任も大きく、やりがいも感じられると思ったからです。就職活動では、製図などの専門知識を深め、仕事で欠かせない文章力も磨くよう心がけました。マラソンの経験も、心身ともに持久力を備えていると評価されたのかもしれません。大学時代のさまざまな挑戦は、きっと人間的な成長につながると思います。

電子情報工学科


現在おもしろさを感じているのは、「プログラミング通論」。C言語をはじめ専門分野をきちんと理解したうえで、自分なりのアレンジに取り組めるのが良いところです。資格取得をめざす意味でも、役立つ授業だと思います。また、Java言語などを学ぶ「情報応用工学実験B」は、難しい分やりがいもあります。卒業後については思案中。ここで修得した知識や技術をいかしてプログラミングの仕事につくことも考えています。



この4年間、情報関係の仕事に就く目標をめざし、その基礎知識が得られる授業の単位を限界近くまで取ってきました。さらに情報処理関連の資格も取得。また、研究室のゼミでは、自分の考えをわかりやすく発表する方法を身につけ、面接時にいかせました。振り返ると大学生活は意外と短いものですが、将来に役立つことをたくさん学べたと思っています。



高校生の頃に接していた世界と、大学で日々学びながら見る世界は全く異なっていて、自分自身の成長を実感しています。プログラミングに興味があり、「プログラミング通論」で学んだ基礎のC言語をいかして、独学でもいろいろ勉強しています。「卒業研究」では自分のやりたいことをとことん追求。難しい課題を解決することによりスキルアップがはかれます。情報関係の資格取得対策も充実しています。



情報化が進んだ社会では、どんな仕事にも情報・メディアの知識が必要だと思い、本学科を選択しました。大学時代は人生でいちばん自由な時間があるとき。その時間を有効に使って情報関係の基礎知識を十分に得るため、授業には真面目に取り組みました。希望どうおり地元・徳島の優良企業に就職することができ、今後は学んだ知識をいかして、独自の技術で社会に貢献できるようになりたいと夢を膨らませんています。

大学院


確率システム理論の研究をもっと掘り下げたかったという思いがずっと残り、大学院で研究を続けています。学内外の研究会などを通じて指導を受けられる点も魅力でした。現在は、最大事後(MAP)推定法を用いて非線形システムのパラメータ推定に取り組んでいます。道路ネットワークにおける車の移動経路予測や天気の予測技術にも関するもので、将来は状態推定精度向上の研究につなげていきたいと考えています。



学部での卒業研究に引き続き取り組みたいと思い、ナノ物質工学専攻に進みました。私が行っている研究は、有機薄膜太陽電池の電力変換効率向上が目的。使用すべき材料や構造などまだまだ知られていない点が多く、とてもやりがいがあります。効率アップが実現できれば、より安価な太陽電池の作製が可能で、太陽光発電の普及にもつながります。卒業後はこれまでに学び、培ってきたことをいかして、社会に貢献したいと思っています。



大学院では、カニやエビ、イカの腱などの主成分であるキチンについて研究しています。そのなかでも多様な機能を持つ「β-キチン」に着目し、多方面での有効利用をめざしています。本学には高分子構造を解析する設備がそろい、学部生のうちから高度な機器に触れられるのが最大の特徴。機器を使いこなし、思い通りの実験ができて、新たな発見をしたり、努力が成果に結びついたりしたときは、大きな喜びを感じます。



学部のときに研究していた確率システム理論を深く理解したいと思い、大学院へ進学しました。大学院では充実した研究スペースが設けられ、そこでじっくりと学びを深めています。現在取り組んでいるテーマは、統計的回帰線形化(SLR)法を用いた非線形システムのパラメータ推定。この理論は、血糖値などの刻々と変化する値をとらえることができ、ここで得た知識を社会で十二分に役立てることができたらと考えています。

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