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福祉ロボットチームの研究

2018.12.11

 

工学技術を応用した人間支援機器の開発研究を行っています。
高齢者や障害者が電動車いすを操縦する場合、特に日本の家屋は一般的には狭く周囲の障害物を避けて操縦することは困難を伴います。車いすが人や障害物を避けて走行できれば操縦者の行動範囲が広がることが期待できます。そこで操縦者のスキルに合わせて操縦を支援する機能を有する電動車いすの研究開発を行っています。ここで重要なことは全自動ではなく操縦者の操縦を手助けする支援であることです。

 

また、介護現場では障害者や高齢者のベッドから車椅子、車椅子から浴槽などの移乗・移動は、介助者の腰部への負担を伴う危険性があります。介護現場における腰痛問題は社会問題にもなっています。この腰部への負担低減に向けた移乗機器に関する研究開発も行っています。

 

 

また、これまで視覚障害者の移動支援に関する研究も行っています。
視覚障害者は、全く視力のない全盲者と僅かに視力が残存する弱視者に分かれます。この弱視者は、視覚障害者の8割を占めます。全盲者と合わせて弱視者の支援が重要になっています。

 

特に夜間の外出は視覚障害者にとって危険が増大します。そこで、路面に発光物を敷設して移動の安全を確保することを提案しています。発光体の視認性は常灯より点滅させた場合の方が視認性は高いことはよく知られていますが、周辺環境との親和性は悪くなります。そこで、視認性は確保しながらも環境にやさしい点滅光源の開発を目指しています。

 

 

また、視覚障害者が単独で横断歩道などを渡る場合などは危険を伴います。視覚障害者と健常者の歩行画像をディープ・ラーニングにより機械学習し、横断中の視覚障害者を特定する研究を行っています。このように街中で視覚障害者を特定することができれば選択的に支援(例えば音響信号機が作動する)を行うことが可能になってきます。

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