第7回技術交流会開催

第7回技術交流会開催

2012年2月26日に本学で、「第7回技術交流会」が開催されました。
ご来賓の大山茂樹さぬき市長からの開会のご挨拶に引き続き、
興味深い4件のご講演がありました。

1. ものづくりへの挑戦(技能伝承への取り組み)
株式会社タダノ生産技術G 市和巳氏
2. -共創(きょうそう)~十人十色のイメージを形に~
株式会社カワニシ 専務川西弘城氏
3. 初めにことばありき
徳島文理大学文学部長柳井恒夫氏
4. かがわ医療福祉総合特区
徳島文理大学理工学部臨床工学科原量宏氏

さらに、外部9件、本学5件の展示説明が行われました。

また、ジュニア志度湾シンポジウムとして、
1. 環境カウンセル
2. 牡臓に合う葡萄ジュースコンテスト
3. 体験海苔づくり
4. 志度湾鉄イオン増強プロジェクトが行われた他、
理工学部学生による口頭発表会も行われました。

第7回目の交流会では70名を超える多数のご参加をいただき、
企業の方々と大学教員との交流も、より一層深まりました。

志度湾“NOZOMI”プロジェクト開始

平成24年度から5ヶ年計画で、「志度湾“NOZOMI”プロジェクト」を開始しました。
写真は志度湾干潟観察会の様子です。

このプロジェクトは、志度湾周辺の地域を中心に、
科学・産業・農業・水産業・商業・観光・メディア・福祉・教育など
広い分野の課題に対して、徳島文理大学が調査や研究を通じ、
解決や開発を行うことにより、大学と地域がともに、
より発展することを目的としています。

異分野、異業種間の交流、連携、連帯は非常に難しいですが
徳島文理大学が中心となって議論の場を設けることで問題点を共有します。
そして目指すべき方向性や新規事業、産業の創成につなげたいと思っています。

現在、香川県・さぬき市・東かがわ市・商工会・漁業協同組合・
香川県農業改善センターならびに地元企業や、小中学校、高校などと
連携でプロジェクトを推進しています。

ノンアルコールワイン開発事業の開始

地域共同開発センターではさぬきワイナリー(さぬき市SA公社)との連携により、
ノンアルコールワインの開発事業を開始しました(責任者:理工学部 水野准教授)。

市販されているノンアルコールワインを飲み比べてみましたが素直に
美味しいと思えるものはほとんどありませんでした。

それはノンアルコールワインが、あくまでもアルコールを飲めない人が
ワインの代わりに飲むものという意識で作られているからです。

我々は、ぶどうジュースを越えてワインより美味しいノンアルコールワインの開発を
めざし、二つのプロジェクトチームを立ち上げました。

第一は、地元のぶどうを使いポリフェノールなど栄養価の高い濃厚なノンアルコールワインを醸造する班です。これは、ナノ物質工学科生命科学コースの教員、学生によってぶどうの収穫をまって試験的に開始しました。

第二に、ワインを飲む人にも飲まない人にも美味しいといわれるノンアルコールワインのコンセプトを作るマーケティングを行う班です。

第二の班は、主として理工学部の学生で構成しています。

2012年11月末までに合計7回、延べ1000人以上に試飲していただき、
アンケート調査を行った結果、我々のめざしている味は、ワインを飲まない人にとっては、大多数がジュースより美味しいという評価、
ワインを飲む人も7~8割は市販のノンアルコールワインよりも美味しいとの評価をいただきました。

現在は、うま味とコク、栄養価を濃縮したノンアルコールワインと甘みを抑えたジュースの開発を行っています。

さぬきワイナリーの発展だけではなく、ぶどうの生産量そのものを増やすことにつながり、地元の休耕地や高速道路側面、あるいは荒廃した山林や竹林などの開発へと結びつけていきたいと考えています。

また、ノンアルコールワインを普及させることで、飲酒運転の撲滅や、未成年のアルコール飲酒の減少に寄与し、新たな食文化の育成につなげて行きたいと考えています。