教員名:森本 滋郎(モリモト ジロウ)
研究室:福祉ロボット工学チーム システム工学研究室
学 位:博士(工学)
【主な担当授業】
情報システム工学実験,マイクロコンピュータ通論,論理回路
経歴・学歴
1993年3月 徳島文理大学 工学部 情報システム工学科 卒業
1995年3月 徳島文理大学大学院 工学研究科 博士前期課程 修了
1998年3月 徳島文理大学大学院 工学研究科 博士後期課程 修了
研究室風景
研究内容
専門分野 | システム工学 |
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研究課題 (テーマ) |
適応アルゴリズムの精度向上と応用 |
研究概要 | 身の回りには、不規則に振舞う現象が多くあります。これらの挙動を推定することができれば、事前対策などに有益です。推定対象のシステムをモデリングし、推定精度改善するための適応アルゴリズムの研究に取り組んでいます。 本研究の応用として、車両の重心の高さを推定可能なトラックスケールの開発を企業と共同研究しました。 さらなる応用として癒し効果を生み出すシステムについて研究し、ロボットに組み込むことを検討しています。 |
主な研究論文・著書等 | 1. ソフトウェア開発会社を想定したPBLの設計と導入効果,工学教育,Vol.65, No.1, pp.40-45 (2017) 2. コンテナ車両の三次元重心測定における検査・校正基準,材料試験技術,Vol.61, No.3, pp.209-212 (2016) 3. Case Report on Introducing a Production Management System in Small and Medium Enterprises: JIS Bolt Production,情報システム学会誌,Vol.9, No.1, pp.1-14 (2013) 4. 回帰型非線形システムのパラメータ推定に関する一手法,計測自動制御学会論文集,Vol.39, No.8, pp.726-733 (2003) 5. 味覚感度の一推定法とその高齢者と若年成人との比較への応用,計測自動制御学会論文集,Vol.36, No.8, pp.717-719 (2000) 6. 漸近的に最適なRLS適応同定アルゴリズム,システム制御情報学会論文誌,Vol.44, No.1, pp.1-13 (2000) 7. NLMS, RLS, KF型適応アルゴリズムの適応性能比較,計測自動制御学会論文集,Vol.35, No.6, pp.791-799 (1999) 8. 時変パラメータ追跡のための一適応アルゴリズム,計測自動制御学会論文集,Vol.33, No.11, pp.1108-1110 (1997) 9. NLMSアルゴリズムにおけるステップサイズパラメータの一適応的設定手法,システム制御情報学会論文誌,Vol.10, No.11, pp.594-606 (1997) |
主な卒業研究
【2018】
・DSPによる音声信号処理 ― 雑音除去システムの構築 ―
・マイクロコンピュータの改良 ― FPGAによる回路記述 ―
【2017】
・ライントレースによるロボットの移動制御
・自然言語処理による同韻単語の検索
・投球コースに対する打者の打球方向の分析
【2016】
・競技用ロボットの研究
・超音波センサカーの製作
・マイクロコンピュータ入力部の製作
学生へ向けたメッセージ
興味のあることを追究していけば、たくさんの知識が身につきます。
大学に入ってよりたくさんの知識を身につけ、経験し、考え、議論し、問題を解決できる力を身につけていきましょう。