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電子情報工学科-Electronic Engineering and Information Science-

ひらめきやワクワクを実現する環境で
モノとヒトがつながる技術を学ぶ

いま,私たちが生活している社会では, パソコンやスマートフォンはもちろん,家電製品や自動車までもインターネットにつながっています.
このような現代社会では, コンピュータ,ネットワーク,人工知能 (AI:Artificial Intelligence) などに関する技術が必要不可欠です.
電子情報工学科では,その第一線で活躍する人材を育成することを目指しています. 授業や卒業研究では, コンピュータ,ネットワーク,人工知能,電子回路,情報理論などを学び,その技術を応用する力を身につけていきます.

学科長からのメッセージ

電子情報工学科で学ぶ専門領域を大きく分けると, コンピュータの構成部品やセンサなどに関する「ハードウェア技術」と, プログラミングやデータ処理などに関する「ソフトウェア技術」があります. いわゆる「ハードウェア」は,形のある「もの」で,「ソフトウェア」は, 形のない「処理手順」や「概念」を表します.「ハードウェア」だけでは 十分な働きをしない「もの」であっても,「ソフトウェア」を組み込むことにより, 「インテリジェントなハードウェア」に生まれ変わります. 身近なものでは炊飯器,冷蔵庫,車,エアコン,テレビに至るまで,「ソフトウェア」 を組み込むことにより,遥かに高機能な「もの」に変化しています. 電子情報工学科では,「ハードウェア」に「ソフトウェア」を橋渡しする「組込みマイコン」 について勉強します.さらに,企業が望む人材育成をねらいとしてAI技術を学べる環境を 整え,学生のみなさんが将来,AI技術を駆使し,社会に貢献できるように,「ハードウェア」と 「ソフトウェア」についてバランスよく学んでいきます.

授業を通して,モノとヒトとがつながるIoT(Internet of Things)に関する技術を学び,実践することで身につけることができます. 例えば,外出先でスマホを操作し,家のエアコンをつける場合, ・スマホとエアコンをつなぐ通信の仕組み(ソフトウェア技術) ・通信を受けたエアコンが実際に作動する仕組み(ハードウェア技術) この2つの技術が必要となります. 電子情報工学科では,「講義」→「実験」→「実習」のサイクルを通して,これらの技術を繰り返すことにより,より理解を深めながら学びます. 特に,「実験」には力を入れており,数回の実験ごとに,学会さながらの発表会でディスカッションし,また,毎回,先生が報告書の書き方も直接指導するといった手厚いケア体制をとっています.

理工学部には,モノ作りに役立つ機器や工具が揃った「チャレンジ・ラボ」という施設もあります.こちらは24時間,学生であればいつでも利用可能で,深夜に思いついたアイデアをすぐにカタチにできる,というメリットがあります.「ロボコン(ロボットコンテスト)」でも多くの先輩がここで物作りを実践し,大会に参加しました. 学生のひらめきやワクワクを実現させる環境がここにはあります. 理工学部は,学生のみなさんと先生との距離が近いところが魅力です.

学びのポイント

1「ハードウェア」と「ソフトウェア」を学び、
社会に役立つ技術を身につける

コンピュータは,ハードウェアだけでは使用できません.ソフトウェアだけでも使用できません. ハードウェアとソフトウェアを組み合わせて初めて様々な機能を生み出すことができます. 身の回りの機器には,センサを接続した超小型のマイクロコンピュータが組み込まれています. そのマイクロコンピュータに処理や制御用のソフトウェアを組み込み,ネットワークに接続することでIoT社会が構築されています. 電子情報工学科では,IoT社会に必須である「ハードウェア」と「ソフトウェア」をバランスよく学びます.

2カリキュラムの特徴

電子情報工学科では,「講義」→「実験」→「実習」の学びのサイクルを繰り返すことにより, 授業の理解を深めます. 講義で知識や原理を学び,実験で学んだ知識や原理を確かめ, 実習で実感のこもった形で知識や原理をしっかり身につけていきます.

3資格取得をサポート

ソフトウェア技術者のための代表的な国家資格として, 基本情報技術者試験,応用情報技術者試験があります. これらの試験に合格できるよう,出題内容を研究した教員が対策講座を開講しています. 学びの中で具体的な目標を持つことで学生のみなさんのモチベーションを高めていきます.

カリキュラムマップ

教員インタビュー

河合 浩行 教授

河合教授の研究内容について教えてください。

コンピュータ・アーキテクチャ(仕組み)とその応用技術について研究しています。 現在では、コンピュータは私たちの身の回りにある様々な製品に用いられています。 コンピュータは私たちの生活になくてはならないものですが、 時代とともに常に新しい技術課題に直面しており、 これからも進歩を続ける必要があります。 最近では、膨大な計算を要するAI(Artificial Intelligence:人工知能)と地球温暖化への対応、 IoT(Internet of Things)技術との連携などが課題です。

狭い施設内で衝突を回避して走行する車いす

AI(Artificial Intelligence) 向けの新しいコンピュータを研究しています。 ヒトの脳における情報処理を模倣して、学習能力を備えたAIコンピュータを作ろうという取り組みです。 ヒトの脳では、多くの神経細胞(ニューロン)が繋がりあって脳内ネットワークを構成し、 様々な部位が同時に情報を処理します。 しかし、現在のコンピュータは、速度と電力の面で、 複雑な認知機能に対応できる大規模なニューラルネットワークを扱うことができません。 このため、学習結果情報に基づいてニューラルネットワーク規模を削減する手法と 低電力並列処理コンピュータ技術の開発に挑戦しています。

実際の横断歩道口に敷設した発光ブロック(夜間)

コンピュータも他の家電製品と同様に働いていないときも電力を消費することが、 IT機器数の増加に伴い大きな問題となっています。 このため、百万分の1秒程度の時間単位でコンピュータへの電力供給を制御して、 この無駄な電力を極限まで減らそうというノーマリーオフ・コンピューティング技術も研究しています。 この技術は様々なシステムに適用可能なので、地球温暖化対策としても有効です。 また、コンピュータ応用としてアバターやアンドロイドロボットの顔表情を リアルに再現する技術の研究も行っています。 現在のロボットは実際の人の表情に近づけていません。 このため、人の表情の変化を3次元計測し、計測結果に基づいてコンピュータで 忠実に表情変化を再現制御することが目標です。 これらの研究を通じて、誰もが安全に安心して快適に暮らせる社会の実現に貢献したいと考えています。

山本 由和 教授

山本教授の研究内容について教えてください。

専門分野は,計算機統計学です. プログラミングとデータ分析です. プログラミングでは,スマートフォンやインターネットを使ったり,並列分散計算を行ったりしています. データ分析では,SNSや位置情報などを人工知能技術も活用して,予測したり分類したりしています. データサイエンスということもできます.

旅行者が移動した人数を可視化した例

データを分かりやすく可視化する方法を考えて, それを実現するソフトウェアを作ったり, ビッグデータを並列分散計算するプログラムを作って, データの傾向を見つけだしたり, アンケートの自由記述欄やSNSの投稿の自然言語処理によって, 回答者や投稿者をグループ分けしたりしています. 会計情報からそのお客さんが次に来店する時期を予測するプログラムも作りました. 観光客の行動分析のために,位置情報を蓄積して,分析を行い, その結果を地図上に可視化するプログラムも作りました. 位置情報の取得のためにスマートフォンのアプリを作成しました. 結果を表示する地図はWebブラウザで表示します.

地域別の産業構造データを可視化した例

インターネットやセンサ技術の発達によって大量の複雑なデータが蓄積されています. ビッグデータや人工知能技術によって, これらのデータから新しい知見や価値を発見することが期待されています.

地域別の産業構造データを可視化した例

電子情報工学科では,3年後期までの授業で, Java言語やJavaScript言語などのプログラミング言語やデータベースについて学びます. データ分析に必要な知識も学びます.3年後期の研究配属からは,学生と一緒にデータ解析をしています. 経済データやスポーツデータのデータ解析コンペティションにも参加しています. また,データ分析について高校で出張講義も行っています.

代表的な卒業研究題目

【平成29年度優秀卒業論文賞】

●リアルタイム制御の最適化に関する研究

【平成28年度優秀卒業論文賞】

●スマートミラーの試作

【平成27年度優秀卒業論文賞】

●センターによる位置情報取得システムの製作

先輩の声-Student’s Voice-

学びやキャンパスライフについて
在校生に話を聞いてみました!

電子情報工学科の学生たち

鴨 侑汰さん
高松北高等学校卒
電子情報工学科1年生

宇都宮 真夏さん
愛媛県立内子高等学校卒
電子情報工学科1年生

青木 航大さん
徳島県立富岡西高等学校卒
電子情報工学科1年生

徳島文理大学へ進学を決めた理由をお聞かせください。

鴨さん:高校の時に、僕のクラス全員で徳島文理大学に招待されたことがあるんです。その時、パソコンを使ったプログラミング体験をさせて頂いて、それからこの学校でモノ作りがしたいと思うようになりました。

宇都宮さん:オープンキャンパスがきっかけです。その時、パソコンを使ってギターのノイズを取り除くという模擬授業を受けて、この大学に興味が湧きました。

青木さん:兄が同じ大学なので、親近感はありました。また、高校の先生の免許が取れるので、この大学を選びました。

大学受験はどういった対策をされていたんですか?

鴨さん:苦手科目を重点的にやっていました。補講にも積極的に参加しました。

宇都宮さん:僕も苦手科目を集中してやっていました。
動画で予備校の先生の講義を見ることのできるサービスも活用していました。

青木さん:学校の自習室を活用してました。帰宅後は、2時間程度勉強する感じでした。

皆さんはまだ一年生ですが、これからどんなキャンパスライフを送りたいですか?

鴨さん:先生は皆優しいので、わからないことを「わからないです」ときちんと聞くようにすることです。

宇都宮さん:もっとプログラミングを勉強して、自分でプログラムを組むことができるようになりたいです。

青木さん:一人暮らしを始めたばかりなので、生活リズムを整えたいです。あと、高校の先生になりたい。高校の時の先生と、「教師になって同じ学校で会おう」と約束しているので、その約束を果たしたいです。

教員紹介-Staff Profile-
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